KOITTOでは、2024年12月より北口広場にて社会実験としてシェアサイクルポート（ハローサイクル）の導入・運用を行っています。この取り組みに関連し、小岩駅周辺地区におけるシェアサイクルの利用状況や地域のニーズ・期待を把握することを目的に、意識調査を実施しました。

本調査を通じて、シェアサイクルが日常の移動手段として一定の支持を得ていることや、今後のさらなる導入についても観光活性化や駐輪問題の解消に一定程度寄与するのではないかとの印象 を得られました。本アンケート調査の結果から、シェアサイクル事業の普及は小岩駅周辺地区の エリア価値向上に資すると捉え、今後の公共的空間利活用においても、参考としたいと考えています。

■ 調査概要

• 調査目的：小岩駅北口の公共的空間活用に向け、シェアサイクルのニーズや利便性を把握するため
• 調査期間：2025年3月22日〜5月31日
• 調査方法：小岩駅周辺のシェアサイクルポートやアプリにQRコードを掲出し、WEBアンケート形式で実施
• 回答数：88件（有効回答率100%）

■ 調査結果のポイント

• 回答者属性：20代（28.4%）が最多、次いで50代（22.7%）。過半数が小岩駅周辺に居住。
• 利用実態：58%がシェアサイクルを「2回以上」利用経験あり。今後の利用意向は95.5%が「利用したい」。
• 利用理由：「手軽に使える」（72.1%）、「他の交通手段より便利」（54.1%）など。
• 今後の影響への印象：交通利便性向上（90%以上）、観光促進（70.4%）、放置自転車対策（75%）といった効果が期待されている。
• 自由記述からの意見：ポートの増設や台数不足、満車時の返却困難への改善要望。自転車マナー、放置対策、狭い歩道の安全対策などの声も複数寄せられた。

▶︎ アンケート調査サマリー（PDF）はこちら